正答3
解説
正解は3です。
問題解決の心理学で、解決を助ける方略と妨げる要因を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 洞察は問題解決を助けるものです。
ケーラーがチンパンジーの実験で示したもので、状況の全体を見通して突然解決に至ることです。
2:× 試行錯誤は問題解決の方法の一つです。
ソーンダイクが示したもので、失敗を重ねながら正しい反応を学んでいきます。
3:○ 機能的固着は問題解決の妨げとなります。
物を本来の用途でしか見られず、別の使い方を思いつけなくなる傾向です。
ドゥンカーのろうそく問題で、画鋲の箱を台として使えないことが例として知られています。
4:× アルゴリズムは問題解決を助ける方法です。
決められた手順に従えば必ず正解に到達できる方法です。
5:× 手段-目的分析は問題解決を助ける方略です。
現在の状態と目標との差を見つけ、その差を小さくする手段を順に選んでいくヒューリスティックです。
【ポイント】
問題解決を妨げるものとして、機能的固着と構え(心的構え)がよく出題されます。
【用語】
機能的固着:物を本来の用途でしか見られず、別の使い方を思いつけなくなる傾向である。
洞察:状況の全体を見通して、突然解決の方法に気づくことを指す。
試行錯誤:失敗を重ねながら、正しい反応を少しずつ身につけていく学習の仕方である。
アルゴリズム:決められた手順に従えば必ず答えにたどりつける、確実な問題解決の方法である。
手段-目的分析:現在の状態と目標との差を見つけ、その差を小さくする手段を順に選ぶ方略である。