正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
SD法(セマンティック・ディファレンシャル法)は、オズグッドが開発した、言葉や対象のイメージを測る方法です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
「明るい-暗い」の間を7段階などに区切った評定尺度で回答を得ます。
2:× 正しい記述です。
「良い-悪い」「強い-弱い」など、反対の意味の形容詞対を多数用います。
3:× 正しい記述です。
結果を因子分析すると、評価性・力量性・活動性の3因子が見いだされることが多いとされます。
4:○ 誤った記述です。
SD法は対象を一つずつ形容詞対の尺度で評定させる方法で、ペアごとの類似性は判断させません。
刺激のペアの類似性を判断させるのは、多次元尺度構成法などで用いる方法です。
5:× 正しい記述です。
SD法は対象のもつイメージや感情的な意味(情緒的意味)を測定する方法です。
【ポイント】
SD法は形容詞対・評定尺度・因子分析・評価性/力量性/活動性の4点で覚えましょう。
【用語】
SD法:対象のイメージを、反対の意味の形容詞対の評定尺度で測定する方法である。
因子分析:多くの変数の背後にある共通の要因を、統計的に取り出す分析手法である。
形容詞対:「明るい-暗い」のように反対の意味をもつ一組の形容詞を指す。
多次元尺度構成法:対象どうしの類似性の判断から、対象の位置関係を空間上に表す手法である。
評定尺度:対象の印象や程度を、段階に区切った目盛りの上で答えさせる尺度である。