正答5
解説
正解は5です。
人間性心理学は、人の主体性や自己実現の力を重視する立場です。
マズローやロジャーズが代表で、精神分析と行動主義に続く「第三の勢力」と呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× 箱庭療法は人間性心理学ではなく、主にユングの分析心理学に基づきます。
カルフが創始し、河合隼雄が日本に紹介しました。
2:× 家族療法は人間性心理学ではなく、主にシステム論に基づきます。
問題を個人ではなく家族全体の関係のあり方としてとらえます。
3:× 認知療法は人間性心理学ではなく、認知理論に基づきます。
ベックが創始し、物事のとらえ方(認知)の歪みを修正します。
4:× 自律訓練法は人間性心理学に基づくものではありません。
シュルツが創始した自己暗示によるリラクセーション法です。
5:○ ゲシュタルト療法は人間性心理学に基づく心理療法です。
パールズが創始し、「今ここ」での気づきを重視します。
空の椅子の技法(エンプティチェア)がよく知られています。
【ポイント】
人間性心理学に基づく療法は、ロジャーズの来談者中心療法とパールズのゲシュタルト療法が代表です。
【用語】
ゲシュタルト療法:パールズが創始した人間性心理学に基づく心理療法で、「今ここ」での気づきを重視する。
人間性心理学:人の主体性や自己実現の力を重視する心理学の立場で、第三の勢力とも呼ばれる。
箱庭療法:砂の入った箱に玩具を置いて表現させる心理療法で、カルフが創始した。
自律訓練法:シュルツが創始した、自己暗示によって心身をリラックスさせる方法である。
認知療法:ベックが創始した、物事のとらえ方のかたよりを修正する心理療法である。