正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
この問題は適切でない関わり方を選ぶので、○ が答えです。
失語症者との会話では、相手が理解しやすく、表出しやすい環境を整えることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な関わり方です。
言葉で十分に表せない心情や意思を、表情や状況から推測して確かめることが大切です。
2:○ 適切でない関わり方です。
音節ごとに区切ると自然な抑揚が失われ、かえって語のまとまりがわかりにくくなります。
短く簡潔な文を、ややゆっくりと自然な抑揚で話すのが適切です。
3:○ 適切でない関わり方です。
誤りをその都度訂正すると、話す意欲が下がり、会話の流れも妨げられます。
伝えたい内容が伝わることを優先し、誤りは訓練の場面で扱います。
4:× 適切な関わり方です。
キーワードを文字で示すと、聞いて理解する力を視覚的な手がかりが補います。
5:× 適切な関わり方です。
失語症者が使っている指さしや筆談、ジェスチャーなどを言語聴覚士も使うと、やり取りがしやすくなります。
【ポイント】
失語症者との会話のこつは、短い文、ゆっくり、キーワードを書く、「はい・いいえ」で答えられる質問、誤りを責めない、の5点です。
【用語】
伝達手段:ジェスチャー、指さし、筆談など、考えや気持ちを相手に伝える方法を指す。
抑揚:話し言葉における声の高さや強さの自然な変化を指す。
筆談:文字を書いてやり取りする伝達方法で、話し言葉の理解や表出を補う。