第103回 保健師国家試験 午後問107
Aさん(45歳、女性、会社員)。
夫と2人暮らし。
Aさんが勤務する会社では保健師が職員の健康管理のために面接による相談事業を実施している。
Aさんは定期健康診断を受診し、結果は身長160cm、体重55kg、BMI21、血圧118/70mmHg。
トリグリセリド90mg/dL、HDLコレステロール70mg/dL、LDLコレステロール139mg/dL、HbA1c5.0%、AST〈GOT〉20IU/L、ALT〈GPT〉15IU/L、γ-GTP20IU/Lであった。
既往歴に特記すべきことはなく、現在治療中の疾患はない。
飲酒はビール350mL/日を週5日、喫煙はしていない。
健康診断の結果から控えるよう指導するのはどれか。
正答2
解説
正解は2(飽和脂肪酸)。
LDLコレステロール高値や動脈硬化リスクの健康診断結果に対しては、飽和脂肪酸の摂取制限が指導の優先項目で、肉の脂身・バター・チーズ等の動物性脂肪を控え不飽和脂肪酸(魚油・植物油)へ置換することが推奨される。
1の食物繊維は逆に増やすべき項目(脂質吸収抑制・血糖管理)、3のアルコールは脂質代謝に影響するが本問の優先指導項目としては飽和脂肪酸、4の総エネルギー量は肥満時に制限。
日本動脈硬化学会ガイドラインや特定保健指導の標準的プログラムでも飽和脂肪酸減少が栄養指導の中核で、保健師は具体的食材・調理法の提案を通じて行動変容を支援する。まとめて解く
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