第106回 保健師国家試験 午前53

公衆衛生看護学状況設定2020☆ ブックマーク

Aさん(79歳、女性)。 夫(80歳)と2人暮らし。 腰痛があり2年前から整形外科に通院している。 Aさんは、市役所の高齢福祉課の窓口に朝から2時間以上座っていた。 高齢福祉課のB保健師がAさんに声をかけたところ、Aさんは「何をしに来たか忘れた。どうしようかしら」と話した。 B保健師はAさんに了解を得て夫に迎えに来てもらい、夫から話を聞いた。 夫はAさんについて「普段と変わった様子はなく、日々の生活で困っていることもない」と困惑した表情で話す。 2か月後、A さんの夫が市役所に来所し「親戚の家に行くと言っていた妻が隣町の図書館で発見されたこともあり、受診をしたら認知症と診断された。 これからが不安だ」と B 保健師に話した。 後日、地域ケア会議に出席した B 保健師は、A さんのケースを報告した。 会議では、市内の認知症高齢者が増加しており、今後さらに、市民の認知症についての正しい知識の啓発と理解を促進し、地域で認知症高齢者や家族を支える必要性が共有された。 市民の認知症への理解を深めるために保健師が実施することで適切なのはどれか。

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