第106回 保健師国家試験 午前問54
人口約15万人のA市。
大都市郊外のベッドタウンであり、人口は10年前をピークに微減している。
現在の高齢化率は26%であり、独居高齢者の増加が課題である。
市では「健康でイキイキとした暮らしを地域で支えるまち」を目指し、健康増進計画を策定した。
目標とする項目の一部に関して、A 市に在住する男性のデータを表に示す。
各項目について「A市の目標/5年前/現在」の順に示す。
大腸がん検診受診率:40 %/35 %/38 %。
収縮期血圧の平均値:134 mmHg/136 mmHg/137 mmHg。
足腰に痛みのある高齢者の割合(1,000人当たり):減少/210人/205人。
就業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合:増加/61 %/57 %。
5年前と現在のデータを比較して評価した。
目標を達成した項目はどれか。
正答3
解説
正解は3。
「足腰に痛みのある高齢者の割合」が正しい。
表のデータから、目標は『減少』であり、3年前210人→現在205人と減少しているため目標達成。
1の大腸がん検診受診率は目標40%に対し35%→38%で改善傾向だが未達成。
2の収縮期血圧平均値は目標134mmHgに対し136→137と悪化(数値上昇は血圧上昇=目標と逆方向)。
4の就業・地域活動高齢者割合は目標『増加』に対し61%→57%で逆に減少。
健康増進計画の中間評価では、各指標について目標値と現状値・前回値を比較し『達成・改善・現状維持・悪化』の4区分で評価するのが標準。
健康日本21(第二次)の中間評価方法(A〜E評価)を理解しておくと応用しやすい。まとめて解く
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