第106回 保健師国家試験 午後問71
陽性反応的中度が上昇する理由で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「疾患の有病率が上昇した」が正しい。
陽性反応的中度(PPV: Positive Predictive Value)は『検査陽性者のうち真に疾病を持つ者の割合』で、有病率の上昇とともに上昇する(ベイズの定理)。
検査の感度・特異度が一定なら、有病率が高い集団ほどPPVは高く、有病率が低いと偽陽性が増えPPVは下がる。
これがスクリーニングをハイリスク集団に絞る根拠。
1の治療進歩は的中度に直接影響しない(治療と検査特性は独立)。
3の受検者数増加自体は有病率を変えず的中度に影響しない(むしろ低リスク集団の追加で有病率低下→PPV低下)。
4の特異度低下は偽陽性増加→PPV低下。
スクリーニングの指標(感度・特異度・陽性的中度・陰性的中度・尤度比)と有病率の関係を理解する。まとめて解く
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