第106回 保健師国家試験 午後問99
A市(人口5万人)では、大規模災害発生に備えた医療体制の確保等のため、地域の関係機関を集めた検討を行うことになった。
A市内には地域医療の中核となるB病院を含め複数の病院があるが、大規模災害の発生を想定すると、軽症者から重症者までの傷病者全てをそれらの病院で受け入れることは困難と予想される。
A 市では、大規模災害を想定した災害時保健活動のマニュアルを作成することになった。
発災から 72 時間経過した時期の保健師活動としてマニュアルに記載する内容で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「災害対応にあたる職員の健康管理」が正しい。
災害保健活動は時期別に①超急性期(〜24時間:救命・トリアージ)、②急性期(〜72時間:医療救護・避難所立ち上げ)、③亜急性期(〜1か月:避難所運営・感染症対策・要配慮者支援・職員健康管理)、④慢性期(〜数か月:仮設住宅・心のケア)、⑤静穏期(復興・評価)と展開する。
発災72時間経過時点は急性期から亜急性期への移行点で、救援活動を続ける職員の燃え尽き・PTSD予防のため健康管理が重要課題となる(厚労省『災害時保健活動推進マニュアル』)。
1の生活習慣病予防教室・2のハザードマップ配布は平常時活動。
4の全体まとめ評価は静穏期。
災害サイクルと活動の優先順位を時期で整理することが必須。まとめて解く
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