第106回 保健師国家試験 午後110

公衆衛生看護学状況設定2020☆ ブックマーク

A君(8歳、男児)は、これまで学習面では支障をきたすことはなかったが、こだわりが強いところがあり、友達とのトラブルが起きることもあった。 小学校3年生になってクラス替えがあり、図画工作の授業になると落ち着かない状態になり、教室を抜け出すことが多くなった。 校舎内を歩き回ることも多く、養護教諭が落ち着くまで付き添い、どうしてもA君が教室に戻らないときには、母親に迎えに来てもらうようになった。 A君は母親とともに医療機関を受診した結果、自閉症スペクトラム障害と診断された。 A 君と母親が地域の関係機関を訪れて相談し、A 君の得意なことと苦手なことが明らかとなり、学校は必要な支援の方針を確認することができた。 母親からも 「A の状況が分かって良かった。 A にあった支援をお願いしたい」という言葉が聞かれた。 支援の結果、A 君は、徐々に、授業を抜け出したくなると保健室に来るようになってきた。 一方で、教室には落ち着いていられない状況は続いている。 そこで特別支援コーディネーター、スクールカウンセラーも交えた校内委員会を開催して、A 君への今後の対応について検討した。 A 君への対応で最も適切なのはどれか。

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