Aさん(45歳、男性、営業職)。
妻(44歳)と長男(高校生)の3人家族。
事業所の定期健康診断の結果、BMI30、血圧値145/88mmHgで、医師から体重減少と塩分制限を指導された。
Aさんは保健師の指導を受けた時「帰宅が遅いので夕食の時間は遅くなり、お腹が空いているので早食いになる。昼食は職場の食堂で食べているが定食よりもラーメン大盛りが多い。まだ若いので少しくらい血圧が高くても大丈夫。しかし、妻からは『あなたの体重が増えてきたので心配。一緒に痩せよう』と言われている」と語った。
A さんの話した内容からプリシード・プロシードモデルで確認できるのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
強化要因は、行動したあとに周囲から得られる支持・励まし・評価など、行動を続けやすくする要因である。
妻の「一緒に痩せよう」という言葉は、家族からの励ましと協力であり、強化要因にあたる。
2は正しい。
1の遺伝は、Aさんの話の中に家族の病気など遺伝に関する内容がないため確認できない。
3の実現要因は、行動を可能にする資源・サービス・技術などである。
Aさんの話には、減量を進めるために使える資源や技術についての具体的な内容は見られない。
4の前提要因(準備要因)は、行動の動機のもとになる本人の知識・態度・信念などである。
「まだ若いので少しくらい血圧が高くても大丈夫」という発言はこれに近い面もあるが、公式の正答は2のみである。
話の中で最も明確に読み取れるのは、妻からの具体的な働きかけである強化要因である。
図解