第107回 保健師国家試験 午後問91
Aさん(45歳、男性、営業職)。
妻(44歳)と長男(高校生)の3人家族。
事業所の定期健康診断の結果、BMI30、血圧値145/88mmHgで、医師から体重減少と塩分制限を指導された。
Aさんは保健師の指導を受けた時「帰宅が遅いので夕食の時間は遅くなり、お腹が空いているので早食いになる。昼食は職場の食堂で食べているが定食よりもラーメン大盛りが多い。まだ若いので少しくらい血圧が高くても大丈夫。しかし、妻からは『あなたの体重が増えてきたので心配。一緒に痩せよう』と言われている」と語った。
A さんの話した内容からプリシード・プロシードモデルで確認できるのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「強化要因」が正しい。
事例問題では、年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて優先順位を決める。
1の「遺伝」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
2は正解選択肢で、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
設問の時点で最も危険を減らす、本人の意思決定を支える、又は継続支援につながる選択肢である。
3の「実現要因」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
4の「前提要因」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
事例問題では、選択肢がすべて支援らしく見えることがある。
設問の時点で最も危険を減らすもの、本人の意思決定を支えるもの、継続支援につながるものを優先する。まとめて解く
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