第108回 保健師国家試験 午後問105
Aさん(85歳、女性)は息子のBさん(50歳、無職)と2人暮らし。
Bさんは大学卒業後に就職したが、1年前に失職して以来、自宅で過ごしている。
Aさんは2週前に自宅で転倒し腰椎圧迫骨折で入院した。
入院を機に要介護認定申請を行ったところ、認定結果は要介護1であった。
Aさんは自宅への退院を希望しており、Aさんが入院している病院のソーシャルワーカーから、退院に向けた話し合いをしたいと地域包括支援センターの保健師に連絡があった。
Aさんの入院前は、家事はAさんが行っていた。
翌週、病院でソーシャルワーカー、保健師、A さんと B さんで退院に向けた話し合いが行われることになった。
自宅への退院を検討するにあたり最も優先度が高い情報はどれか。
正答4
解説
正解は4。
「B さんの介護に対する意向」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「自宅の間取り」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「A さんの家事能力」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「B さんの睡眠時間」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4は、設問で問われた優先度が高いものの条件に合う。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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