第109回 保健師国家試験 午後問97
A君( 6 歳)は両親と 3 人家族で、現在保育所に通っている。
3 歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで 2 回しか参加しておらず経過観察の対象となっている。
就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、A 君は常に動き回り目立つ存在だった。
健康診断後の面接では母親は A 君について「とても活発で元気な子なのですが、他の子のように座っていられないときもある」と話した。
面接を担当した教員は、A 君が学校で集団生活を送れるか不安に感じたため養護教諭に相談した。
就学時健康診断後、小学校が保護者の了解を得て A 君の情報を収集することになり、養護教諭が担当することになった。
情報を収集する対象で優先度が高いのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「保育所の担任」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1は、設問で問われた優先度が高いものの条件に合う。
2の「地区担当の保健師」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「療育教室の指導員」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「3 歳児健康診査時の心理相談担当者」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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