第111回 保健師国家試験 午後問61
A さん(75 歳、男性)は妻と 2 人暮らし。
妻が町の保健センターに来所し「夫の飲酒量が増え、泥酔して近隣の人と口論することが多く、私が毎日のように近隣へ謝罪に行っている。私は足が悪いので、重いお酒を買いに行くことがつらいが、お酒がないと夫が怒鳴るため毎日買いに行っている。どうしたらよいか」と保健師に相談した。
保健師が妻へ提案する内容で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「A さんの飲酒によるトラブルへの対応をしない。」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1の「隣人との関係が悪化しないよう民生委員へ相談する。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
2は、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
3の「妻の要介護認定の申請をする。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
4の「A さんの適正飲酒量を学ぶ。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
選択肢がいずれも支援に見える場合は、現在の危険、本人の意思、継続支援へのつながりを基準に絞る。まとめて解く
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