第111回 保健師国家試験 午後問104
A さん(42 歳、男性)は 2 週間の海外旅行から 9 月 1 日に帰国した。 滞在地では麻しんが流行していたが、帰国時の A さんには特に症状がなく、翌日から 5 日間、会社へ出勤した。 帰国 6 日後に、起床時から発熱がみられたため近くの B 診療所を受診し、解熱薬等の処方を受けた。 その 2 日後に全身の発疹が出現したので再度 B 診療所を受診したところ、麻しんが疑われたため C 病院に紹介され入院となった。 C 病院の医師は入院時点までの A さんの症状および経過から、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉に基づき麻しんの発生届を管轄保健所へ提出した。 保健所による積極的疫学調査が行われた。 A さんの帰国後の接触者を表に示す。 下表はAさんの帰国後の接触者を示す。 ・9月1日:行動等は帰宅(公共交通機関利用)/症状はなし/家族以外の接触者は(a)公共交通機関の利用者。 ・9月2日:行動等は会社へ出勤(自家用車)/症状はなし/家族以外の接触者は(b)会社の同僚、(c)取引先の担当者。 ・9月3日〜9月6日:行動等は会社へ出勤(自家用車)/症状はなし/家族以外の接触者は(b)会社の同僚。 ・9月7日:行動等はB 診療所受診後自宅療養/症状は起床時から発熱/家族以外の接触者は(d)医療機関での接触者。 ・9月8日:行動等は自宅療養/症状は発熱。 ・9月9日:行動等はB 診療所、C 病院受診後入院/症状は発熱、発疹出現/家族以外の接触者は(d)医療機関での接触者。 ・9月10日以降:行動等は入院中/症状は発熱、発疹。 麻しん発症リスクが高い濃厚接触者の範囲はどれか。
正答3