ある食品メーカでは,食品業界で示された安全基準にのっとって業務を行っている。
安全基準の改定があったので,社内の基準も対応して改定した。
これは内部統制の四つの目的のうち,どれに該当するか。
正答3
解説
正解は3です。
内部統制の四つの目的は、業務の有効性と効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全です。
業界の安全基準の改定に合わせて社内基準を改定したことが、どの目的に当たるかを考えます。
【選択肢別解説】
1:× 業務の有効性と効率性は、事業目的の達成のために業務を効果的かつ効率的に進めることです。
外部の基準に合わせて社内基準を直すことの主な目的ではありません。
2:× 財務報告の信頼性は、財務諸表などの報告を正しく作成することです。
食品の安全基準とは関係ありません。
3:○ 法令等の遵守には、法律だけでなく、業界の基準や社内の規範を守ることも含まれます。
業界の安全基準の改定に対応して社内基準を改定するのは、この目的に当たります。
4:× 資産の保全は、資産の取得や使用、処分が正当な手続で行われるよう守ることです。
安全基準の遵守とは目的が異なります。
【ポイント】
内部統制の「法令等」には、法令のほかに基準や社内規程などの規範も含まれます。