IoT デバイス群とそれらを管理する IoT サーバで構成される IoT システムがある。
このシステムの情報セキュリティにおける①〜③のインシデントと,それによって損なわれる,機密性,完全性及び可用性との組合せとして,適切なものはどれか。
〔インシデント〕
① IoT デバイスが,電池切れによって動作しなくなった。
② IoT デバイスと IoT サーバ間の通信を暗号化していなかったので,情報が漏えいした。
③ システムの不具合によって,誤ったデータが記録された。
正答2
解説
正解は2です。
IoTシステムで起きたインシデントが、情報セキュリティの3要素のうちどれを損なうかを問う問題です。
機密性は許可された人だけが情報を使えること、完全性は情報が正確であること、可用性は必要なときに使えることです。
【記述別解説】
①:IoTデバイスが電池切れで動かなくなり、必要なときに使えない状態です。
これは可用性が損なわれた例です。
②:通信を暗号化しておらず、情報が漏えいしました。
許可されていない者に情報が知られたので、機密性が損なわれた例です。
③:システムの不具合で誤ったデータが記録されました。
情報の正確さが失われたので、完全性が損なわれた例です。
【選択肢別解説】
1:× ②を完全性、③を機密性としている点が誤りです。
情報漏えいは機密性、誤ったデータの記録は完全性の問題です。
2:○ ①が可用性、②が機密性、③が完全性で、すべて正しい組合せです。
3:× ①を完全性、②を可用性、③を機密性としており、すべて誤りです。
4:× ①を機密性、②を可用性としている点が誤りです。
③の完全性は正しいですが、組合せとしては誤りです。
【ポイント】
「漏えい」は機密性、「改ざん・誤り」は完全性、「停止・使えない」は可用性と、キーワードで対応付けると素早く判断できます。