公開鍵暗号方式では,暗号化のための鍵と復号のための鍵が必要となる。
4人が相互に通信内容を暗号化して送りたい場合は,全部で8個の鍵が必要である。
このうち,非公開にする鍵は何個か。
正答3
解説
正解は3です。
公開鍵暗号方式で4人が相互に暗号化通信を行うとき、非公開にする鍵の数を問う問題です。
公開鍵暗号方式では、一人ひとりが公開鍵と秘密鍵のペアを1組ずつ持ちます。
【計算】
各人が持つ鍵は、公開鍵1個と秘密鍵1個の計2個です。
4人分の鍵は、2個×4人=8個で、問題文の8個と一致します。
このうち非公開にするのは秘密鍵なので、1個×4人=4個です。
【選択肢別解説】
1:× 1個では、4人のうち1人しか秘密鍵を持てません。
各人が自分の秘密鍵を持つ必要があるので誤りです。
2:× 2個では、4人全員が秘密鍵を持つことができません。
3:○ 各人が1個ずつ秘密鍵を持つので、非公開にする鍵は4個です。
残りの4個は公開鍵として公開されます。
4:× 6個は、共通鍵暗号方式で4人が相互に通信するときに必要な鍵の数です。
共通鍵暗号方式では、4×3÷2=6個の鍵が必要になります。
【ポイント】
公開鍵暗号方式では、送信者は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は自分の秘密鍵で復号します。
n人で通信するとき、公開鍵暗号方式の鍵は2n個、共通鍵暗号方式の鍵はn(n-1)÷2個です。