システム開発プロジェクトにおいて,利用者から出た要望に対応するために,プログラムを追加で作成することになった。
このプログラムを作成するために,先行するプログラムの作成を終えたプログラマを割り当てることにした。
そして,結合テストの開始予定日までに全てのプログラムが作成できるようにスケジュールを変更し,新たな計画をプロジェクト内に周知した。
このように,変更要求をマネジメントする活動はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、変更要求を受けて、資源・スケジュールなど複数の領域にまたがる調整を行う知識エリアを問うています。
問題文では、プログラムの追加、プログラマの割当て、スケジュールの変更、計画の周知を一体として行っています。
このように変更要求を全体として管理するのが、プロジェクト統合マネジメントです。
【選択肢別解説】
1:× プロジェクト資源マネジメントは、要員や設備などの資源を確保し管理する活動です。
プログラマの割当ては含まれますが、変更要求全体を管理する活動ではありません。
2:× プロジェクトスコープマネジメントは、プロジェクトで作る成果物と作業の範囲を定義し管理する活動です。
プログラムの追加は範囲の変更に当たりますが、変更要求全体の調整までは担いません。
3:× プロジェクトスケジュールマネジメントは、作業の順序や期間を計画し進捗を管理する活動です。
スケジュールの変更は一部にすぎません。
4:○ プロジェクト統合マネジメントは、各知識エリアを調整し、変更要求を評価・承認して計画全体に反映する活動です。
複数の領域にまたがる変更を一体として管理しているので適切です。
【ポイント】
「変更要求をマネジメントする」「各領域を調整する」とあれば統合マネジメントと判断しましょう。
統合マネジメントには、プロジェクト憲章の作成や統合変更管理などが含まれます。