自分のデスクにあるPCと共有スペースにあるプリンタの起動を1人で行う。
PCとプリンタの起動は図の条件で行い,それぞれの作業・処理は逐次実行する必要がある。
自動処理の間は,移動やもう片方の作業を並行して行うことができる。
自分のデスクにいる状態でPCの起動を開始し,移動してプリンタを起動した上で自分のデスクに戻り,PCの起動を終了するまでに必要な時間は,最短で何秒か。
〔条件〕
移動:片道60秒(自分のデスクにあるPC ⇔ 共有スペースにあるプリンタ)
PCの起動の流れ(作業・処理内容/所要時間/処理種別):(起動開始)/A 電源を入れる/3秒/手作業/B ログイン画面起動処理/150秒/自動処理/C ログイン操作/10秒/手作業/D ログイン後のアプリケーション起動処理/60秒/自動処理/(起動終了)
プリンタの起動の流れ(作業・処理内容/所要時間/処理種別):(起動開始)/E 電源を入れる/3秒/手作業/F 起動処理/60秒/自動処理/(起動終了)
正答1
解説
正解は1です。
この問題は、PCとプリンタを1人で起動するときの最短時間を求める問題です。
図の条件では、PCの起動はA(電源を入れる、3秒、手作業)、B(ログイン画面起動処理、150秒、自動処理)、C(ログイン操作、10秒、手作業)、D(ログイン後のアプリケーション起動処理、60秒、自動処理)の順です。
プリンタの起動はE(電源を入れる、3秒、手作業)、F(起動処理、60秒、自動処理)の順で、デスクとプリンタの間の移動は片道60秒です。
自動処理の間は移動や別の作業ができるので、PCのBの150秒の間にプリンタまで往復できるかがポイントです。
【計算】
0秒から3秒まで、デスクでPCのAを行います。
3秒にPCのBが始まり、同時にプリンタへ移動を開始します。
3+60=63秒にプリンタに着き、Eを始めます。
63+3=66秒にEが終わり、プリンタのFが始まります。
Fの間にデスクへ戻り、66+60=126秒にデスクに着きます。
プリンタのFは66+60=126秒に終わっています。
PCのBは3+150=153秒に終わるので、デスクに戻ってから27秒待ちます。
153秒からCを行い、153+10=163秒に終わります。
163秒からDが始まり、163+60=223秒にPCの起動が終わります。
往復と電源投入にかかる時間は60+3+60=123秒で、Bの150秒より短いので、PCの起動時間3+150+10+60=223秒がそのまま最短時間になります。
【選択肢別解説】
1:○ Bの自動処理の間にプリンタの起動を済ませられるので、PCの起動に必要な223秒が最短時間です。
2:× 256秒は、プリンタでFの終了まで待ってからデスクに戻った場合の値です。
Fが終わる126秒に戻り始めると186秒にデスクに着き、Cが196秒、Dが256秒に終わります。
Fは自動処理なので、終了を待たずに戻れます。
3:× 286秒は、Bの間ではなくDの間にプリンタへ行った場合の値です。
Cが163秒に終わってから移動すると223秒に着き、Eを終えて戻ると286秒になります。
4:× 406秒は、自動処理の間も待機して、すべての作業と移動を順番に行った場合の値です。
223+60+3+60+60=406秒となり、最短ではありません。
【ポイント】
並行作業の問題では、長い自動処理の間に別の作業を詰め込めるかを確認しましょう。
最短時間は、手作業と自動処理がつながる一番長い経路(クリティカルパス)で決まります。