正答1
解説
正解は1です。
内部統制は、業務の有効性と効率性、財務報告の信頼性、法令の遵守、資産の保全という目的を達成するために、組織内に整備・運用される仕組みです。
適切な活動とそうでない活動の見分けが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 決算発表に重大な誤りがあった場合に、速やかに外部へ公表するのは、財務報告の信頼性を確保するための適切な活動です。
内部統制の構成要素である「情報と伝達」にも当たります。
2:× 起票者が自分で最終承認まで行うと、誤りや不正を他者がチェックできません。
正しくは、起票と承認を別の人が担当する職務分掌(職務の分離)を行います。
3:× リスクへの対応には、回避、低減、移転(共有)、受容などの選択肢があります。
すべてを回避で対応するのは現実的ではなく、リスクの大きさや費用に応じて対応を選ぶ必要があります。
4:× 内部通報を必ず直属の上司を通じて行わせると、上司が関わる不正を通報できなくなります。
正しくは、上司を通さずに通報できる窓口を設けることが必要です。
【ポイント】
内部統制では、職務分掌や相互チェックにより、一人の判断だけで業務が完結しないようにします。
内部通報制度は、通報者を保護し、直接相談できる窓口を設けることが重要です。