第100回 助産師国家試験 午前問8
震度6強の地震が発生した。
病院内では火災の発生や建物の倒壊がないことが確認された。
このときの助産師の対応で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
分娩第2期(子宮口全開大〜児娩出)は児頭が産道を下降中で移動が危険なため、原則として分娩を終了させてから避難させる。
災害時の周産期医療マニュアルでも分娩進行中の搬送・移動は児娩出後に行うことが基本とされる。
1は誤りで、母児分離は再会困難・授乳中断・心理的影響が大きいため母児同伴避難が原則。
2は誤りで、避難経路は病院の防災計画・災害対策本部が指示するもので、個別の助産師判断ではない。
3は誤りで、新生児はコットでの移動より、低体温・転倒・取り違えのリスクを減らすため、抱きかかえて避難するか専用の搬送具を用いるのが安全である。
災害時は母児の安全確保・分娩進行段階の評価・チーム連携が最優先で、施設BCP(事業継続計画)を平時から確認しておく。まとめて解く
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