第100回 助産師国家試験 午前問15
A さん(28歳、女性)は、小児期にてんかんと診断され、現在までカルバマゼピ ンを服用している。
A さんは今後、妊娠したいと考えており、妊娠に関する相談のため産婦人科を訪れた。
A さんに情報提供する内容で正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
カルバマゼピンなど抗てんかん薬を内服している妊婦では、薬剤性のビタミンK欠乏により新生児出血性疾患のリスクが上がるため、妊娠後期(分娩前約1か月)から母体にビタミンKを内服させることが推奨される(産科ガイドライン)。
1は誤りで、妊娠前から摂取が推奨されるのはビタミンB1ではなく葉酸(神経管閉鎖障害予防)。
2は誤りで、妊娠中はホルモン変動・血中濃度低下により発作が増えやすく自己判断で減量は危険、内服継続が原則。
4は誤りで、カルバマゼピン・バルプロ酸などは催奇形性(神経管閉鎖障害、口唇口蓋裂)が知られ胎児に影響する。
5は誤りで、てんかん発作(特に強直間代発作)は転倒・低酸素・代謝性アシドーシスにより胎児に悪影響を与える。まとめて解く
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