第100回 助産師国家試験 午後問96
A病院の産科病棟は院内助産を行っており、分娩が終了するまで家族も産婦と個室で過ごせるようにしている。
院内助産で分娩し、退院7日後に母乳外来を訪れたBさんから、夫が麻疹と診断されたとの情報を得た。
夫は退院日の2日前から咳および鼻汁の症状がみられ、退院日の夜から38.0℃の発熱があった。
退院後2日目から発疹が出現した。
Bさんの夫の来院状況は以下のとおりであった。
3月3日 39週0日、陣痛発来による入院に夫が付き添う
4日 分娩に夫が立ち会う
5日以降 退院まで毎日来院
9日 退院の迎えで来院
3月 26 日、産科病棟では新たな感染者は認められていない。
今後の感染予防対策として最も適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
新たな感染者が出ていない段階での今後の感染予防対策として、周産期病棟のスタッフへの定期的な感染予防研修(標準予防策・経路別予防策・予防接種状況確認)が最も適切。
継続的な教育で施設の感染対策レベルを維持する。
1の家族面会中止は新規感染者がいない時点では過剰で、家族支援を阻害する。
3の入院者全員の予防接種歴確認は理想だが、新規入院全例で実施するルーチン化はコスト・実現性の課題があり、研修等で標準化する方が現実的。
4の2週間観察継続は感染源が消失した後は必要性が低い。
施設感染対策の体系(教育・サーベイランス・職員予防接種・BCPなど)を理解する。まとめて解く
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