第102回 助産師国家試験 午後問57
腟鏡診におけるクスコ式腟鏡の使用方法で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
クスコ式腟鏡は両葉式(duck-bill)の構造で、挿入後に腟壁の観察を行う場合は先端を開いた状態でゆっくり左右に回転させながら腟壁全周を観察するのが正しい使用法(4が正答)。
1は誤りで、潤滑剤または微温湯で湿らせた状態で使用する(細胞診時は生理食塩水で湿らせ、過度の潤滑剤は標本を汚染する)。
2は誤りで、腟口の開大は示指と中指で行い腟鏡先端で押し広げるのは粘膜損傷の原因。
3は誤りで、腟鏡は閉じたまま腟最奥部(後円蓋)まで挿入してから開く。
助産師は腟鏡診を実施でき(保助看法上、性器の観察は助産師業務範囲)、子宮頸部観察、おりもの採取、腟壁裂傷の確認等で日常的に使用する。
プライバシー保護と感染対策(手洗い・手袋・滅菌器具)を徹底する。まとめて解く
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