第107回 助産師国家試験 午後問91
A さん(35 歳、初産婦)は身長 160 cm、体重 62 kg(非妊時 52 kg)である。
妊娠経過は順調であり、無痛分娩を希望している。
妊娠 38 週 0 日から、夜間に不規則な陣痛が始まり朝になると消失することを繰り返していた。
妊娠 38 週 5 日、 4 時間前から陣痛間欠時間 7 分、陣痛持続時間 40 秒の有痛性の子宮収縮が認められ入院した。
入院時の内診所見は、子宮口 3 cm 開大、展退度 70 %、Station −1 である。
「最近は夜あまり眠れていないし、疲れて食欲もない」と話す。
このときの診断で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「分娩第 1 期の潜伏期である。」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「遷延分娩である。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「過強陣痛である。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「分娩は開始していない。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
5の「分娩第 1 期の活動期である。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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