第108回 助産師国家試験 午後問103
A さん(35 歳、初妊婦)は、妊娠 20 週 0 日である。
身長 160 cm、体重 60 kg(非妊時体重 57 kg)、仕事は IT 関係の会社で週 5 日デスクワークをしている。
本日、助産師外来を受診し「姉が妊娠糖尿病だったので私もそうなるのではないかと心配している。つわりがおさまってから食欲が旺盛で食べ過ぎてしまう。どれくらい食べても大丈夫なのか相談したい」と話す。
妊娠初期の随時血糖は 92 mg/dL、ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉は 5.2 % であった。
現在の A さんの推定エネルギー必要量で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「2,300 kcal/日」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1の「1,700 kcal/日」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
2の「1,900 kcal/日」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
3の「2,100 kcal/日」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
4は、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
5の「2,500 kcal/日」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
選択肢がいずれも支援に見える場合は、現在の危険、本人の意思、継続支援へのつながりを基準に絞る。まとめて解く
第108回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第108回 助産師国家試験 の全110問を見る →