第108回 助産師国家試験 午後問104
A さん(35 歳、初妊婦)は、妊娠 20 週 0 日である。
身長 160 cm、体重 60 kg(非妊時体重 57 kg)、仕事は IT 関係の会社で週 5 日デスクワークをしている。
本日、助産師外来を受診し「姉が妊娠糖尿病だったので私もそうなるのではないかと心配している。つわりがおさまってから食欲が旺盛で食べ過ぎてしまう。どれくらい食べても大丈夫なのか相談したい」と話す。
妊娠初期の随時血糖は 92 mg/dL、ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉は 5.2 % であった。
A さんは妊娠 26 週 0 日になった。
前回の妊婦健康診査受診時に実施した 50 gGCT が 156 mg/dL だった。
本日の妊婦健康診査では、尿糖+、ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉5.4 %、75 gOGTT は空腹時血糖 90 mg/dL、 1 時間値 195 mg/dL、 2 時間値 148 mg/dL であり、妊娠糖尿病と診断された。
妊娠糖尿病の診断基準に当てはまる結果はどれか。
正答3
解説
正解は3。
「75 gOGTT 1 時間値」が正しい。
統計問題では、調査年、対象集団、分母、単位を確認する。
正答の「75 gOGTT 1 時間値」は、設問が指定する統計の読み取りに合う。
1の「尿糖」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
2の「空腹時血糖」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
3は、妊娠週数、母児の安全、本人の意思決定、家族・社会的支援を同時に評価する必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
4の「75 gOGTT 2 時間値」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
5の「ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
年次、対象、分母、単位が変わると正答も変わるため、実数・割合・順位を分けて読む。まとめて解く
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