第108回 助産師国家試験 午後問109
A さん(38 歳、女性、会社員、経産婦)は身長 162 cm、体重 82 kg、BMI 31.2、血圧 165/95 mmHg、毎日たばこを 10 本吸っている。
1 年前から月経痛が強くなってきたため婦人科を受診した。
「仕事が忙しいので毎日薬を飲むのは困る」と話す。
内診で骨盤内感染症が疑われた。
A さんは月経痛に対して、レボノルゲストレル放出子宮内システム〈LNG‑IUS〉を希望したが、挿入されなかった。
A さんにレボノルゲストレル放出子宮内システム〈LNG‑IUS〉を挿入できない理由はどれか。
正答4
解説
正解は4。
「骨盤内感染症の疑い」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1の「肥満」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
2の「高血圧」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
3の「喫煙習慣」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
4は、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
選択肢がいずれも支援に見える場合は、現在の危険、本人の意思、継続支援へのつながりを基準に絞る。まとめて解く
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