第109回 助産師国家試験 午後問88
A さん(28 歳、経産婦)はオキシトシン点滴静脈内注射を使用し、体重 3,000 g の児を正常分娩で出産した。
分娩所要時間は 12 時間、会陰裂傷はⅠ度で縫合せず、産道損傷はない。
分娩時出血量は 400 mL だった。
分娩後 1 時間のバイタルサ インは異常所見なく、出血量 30 mL、子宮底は臍下 1 横指であった。
分娩後 2 時間のバイタルサインは異常所見なく、出血量 50 mL であり、子宮底は臍下 1 横指で硬度は輪状マッサージにて良好であった。
尿意はなく、膀胱充満をわずかに触知した。
このときの A さんへの助産師の対応で適切なのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解:2,3。
分娩後2時間、出血量・バイタル安定だが子宮底硬度はマッサージで保たれ、膀胱充満を触知。
膀胱充満は子宮収縮を妨げるため、排尿を促す必要がある(トイレ歩行)。
産褥早期は出血観察の継続が必須(2時間ごと、その後4時間、8時間と間隔を広げる)。
1:内診は感染リスクで不要。
4:飲食制限は不要(むしろ水分・栄養補給を推奨)。
5:点滴留置針は出血等の緊急時の血管確保用に通常24時間程度留置。まとめて解く
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