正答2
解説
正解は2です。
グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)は、開眼(E)、言語反応(V)、運動反応(M)の3項目で意識障害を評価する方法です。
運動反応は、M6からM1までの6段階で評価します。
【選択肢別解説】
1:× M1は、痛み刺激に対して全く動かない状態です。
本例は四肢の伸展という動きがあるので、M1には当たりません。
2:○ 随意運動がなく四肢の伸展を認める状態は、M2です。
痛み刺激などで四肢を突っ張るように伸ばす異常伸展反応で、除脳硬直の肢位に当たります。
脳幹の障害を示す重い所見です。
3:× M3は、上肢を屈曲させる異常屈曲反応です。
上肢が曲がり下肢が伸びる除皮質硬直の肢位に当たり、四肢の伸展とは異なります。
4:× M4は、痛み刺激から手足を引っ込める逃避反応です。
本例のような異常な伸展肢位ではありません。
【ポイント】
GCSの運動反応は、M6が命令に従う、M5が痛みの部位に手をもってくる、M4が逃避屈曲、M3が異常屈曲(除皮質硬直)、M2が伸展(除脳硬直)、M1が反応なしです。
合計点は最高15点、最低3点で、点数が低いほど重症です。