正答2
解説
正解は2です。
国際障害分類(ICIDH)は、障害を「機能・形態障害」「能力低下」「社会的不利」の3つのレベルでとらえます。
能力低下は、機能・形態障害の結果として、個人として行う活動が制限された状態です。
【選択肢別解説】
1:× 大動脈弁閉鎖不全で心拍出量が落ちているのは、臓器の働きそのものの障害です。
これは機能・形態障害にあたります。
2:○ 変形性股関節症のために500mの歩行ができないのは、歩くという個人の活動の制限です。
これは能力低下にあたります。
3:× 独居の自宅へ退院できないのは、生活環境との関係で、社会生活が果たせない状態です。
これは社会的不利にあたります。
4:× 発症前の仕事に復帰できないのは、職業という社会的役割を果たせない状態です。
これは社会的不利にあたります。
【ポイント】
ICIDHは、機能・形態障害(impairment)、能力低下(disability)、社会的不利(handicap)の3階層です。
2001年には、生活機能のプラス面も含めた国際生活機能分類(ICF)に改訂され、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」で表すようになりました。