正答3
解説
正解は3です。
この問題は橈骨動脈の拍動を調べないものを選ぶので、○ が答えです。
胸郭出口症候群の誘発テストには、血管の圧迫をみる脈管テストと、神経の圧痛・放散痛をみるテストがあります。
【選択肢別解説】
1:× アドソンテストは、頸部を伸展して患側へ回旋させ、深呼吸させて橈骨動脈の拍動を調べます。
斜角筋三角で鎖骨下動脈が圧迫されると、拍動が減弱・消失します。
2:× ライトテストは、肩関節を外転・外旋位(過外転位)にして橈骨動脈の拍動を調べます。
小胸筋下で血管が圧迫されると、拍動が減弱します。
3:○ モーリーテストは、鎖骨上窩の前斜角筋部を指で圧迫する検査です。
腕神経叢の圧痛や上肢への放散痛の有無をみるもので、橈骨動脈の拍動は調べません。
4:× アレンテストは、肩外転・肘屈曲位で頸部を健側へ回旋させ、橈骨動脈の拍動の減弱をみる検査です。
手の血行をみる同名のテストでも、橈骨・尺骨動脈の血流を確認します。
【ポイント】
胸郭出口症候群の検査で拍動をみるのはアドソン・ライト・アレン・エデンテストです。
モーリーテスト(圧痛)とルーステスト(症状の再現)は拍動をみない検査として区別しましょう。