正答4
解説
正解は4です。
膝関節内反動揺検査は、膝に内反ストレスを加えて外側の支持組織の損傷をみる検査です。
検査の対象となる靱帯と、正しい手順を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 内反ストレスで伸ばされるのは膝の外側です。
内反動揺検査は外側側副靱帯損傷の判定に用い、内側側副靱帯は外反動揺検査で評価します。
2:× 検査は患側からではなく、健側から先に行います。
健側で正常な動揺の程度と痛みのない手技を確認し、患者の不安を和らげてから患側と比較します。
3:× 大腿四頭筋を収縮させると膝が安定し、靱帯の弛緩が隠れてしまいます。
正しくは、筋を十分に弛緩させた状態で検査します。
4:○ 伸展位では関節包後方や十字靱帯も緊張し、膝が最も安定します。
30度屈曲位で動揺がなければ、より安定する伸展位でも動揺は出ないため、伸展位の検査は必要ありません。
【ポイント】
側副靱帯の検査は30度屈曲位で単独損傷を、伸展位で十字靱帯や関節包を含む複合損傷を評価します。
伸展位でも動揺があれば重度の複合損傷を疑います。