正答3
解説
正解は3です。
足関節周囲のテーピングには、目的ごとに決まった貼り方があります。
図の4つの貼り方が何を目的にしているかを、テープの走行から判断します。
【図の所見】
aは、下腿の遠位部にテープを水平に3本巻いています。
bは、下腿後面からアキレス腱に沿って踵まで縦にテープを貼っています。
cは、下腿前面から斜めに下りたテープが踵の側面と後方を回り込み、足底へ抜けています。
破線は足の反対側を通る部分で、踵を両側から包み込むように交差しています。
dは、足関節前面から足の中央部を回って足底へ抜けるテープと、足関節の後ろを水平に回るテープが連続しています。
【選択肢別解説】
1:× aは、下腿遠位部に水平に巻いたアンカーです。
アンカーはほかのテープの土台となるもので、踵を固定する目的のテープではありません。
2:× bは、下腿後面から踵まで縦に貼ったアキレス腱のテーピングです。
足関節の背屈を制限してアキレス腱を保護する目的で、踵を固定するものではありません。
3:○ cは、踵の内側と外側を斜めに包み込んで交差させるヒールロックです。
踵骨を両側から締めることで距骨下関節の動きを抑え、踵を固定します。
4:× dは、足の中央部と足関節の後ろを8の字に回るフィギュアエイトです。
足関節全体を包んで安定させる目的の貼り方で、踵を直接固定するテープではありません。
【ポイント】
足関節テーピングは、アンカー、スターアップ(内反・外反の制限)、ホースシュー、フィギュアエイト、ヒールロック(踵の固定)で組み立てます。
各テープの名前と走行、目的を対応させて覚えましょう。