正答1
解説
正解は1です。
膠質浸透圧は、毛細血管壁を通過できない血漿蛋白が生み出す浸透圧です。
組織間液を血管内に引き戻す力として働き、低下すると浮腫が起こります。
【選択肢別解説】
1:○ アルブミンは血漿蛋白の約60%を占め、分子量が比較的小さいため分子の数が多くなります。
そのため膠質浸透圧の大部分を担います。
2:× グルコースは毛細血管壁を自由に通過する小さな分子です。
そのため膠質浸透圧にはほとんど影響しません。
3:× グロブリンも血漿蛋白ですが、分子量が大きく分子数がアルブミンより少なくなります。
そのため膠質浸透圧への影響はアルブミンより小さくなります。
4:× ナトリウムは晶質浸透圧の主役です。
毛細血管壁を自由に通過するため、膠質浸透圧への影響は小さくなります。
【ポイント】
ネフローゼ症候群や肝硬変でアルブミンが減ると、膠質浸透圧が下がって浮腫が生じます。
膠質浸透圧はアルブミン、晶質浸透圧はナトリウムと対比して覚えます。