正答4
解説
正解は4です。
骨端症は、成長期の骨端や骨端核に阻血性の変化や牽引ストレスが加わって起こる病気で、発生部位ごとに名前が付いています。
つま先歩きの跛行は、踵に痛みがあるときに踵をつかずに歩くことで生じます。
【選択肢別解説】
1:× フライバーグ病は第2中足骨頭の骨端症で、前足部の痛みを起こします。
前足部に体重をかけると痛むため、つま先歩きにはなりません。
2:× ブラント病は脛骨近位内側の成長障害で、脛骨が内反して進行性のO脚になる病気です。
つま先歩きの跛行の原因ではありません。
3:× ケーラー病は足の舟状骨の骨端症で、幼児の足の内側に痛みを起こします。
足の外側で体重を支えて歩く跛行がみられ、つま先歩きの跛行ではありません。
4:○ セーバー病(踵骨骨端症)で、つま先歩きの跛行になります。
アキレス腱の牽引力が踵骨の骨端核に繰り返し加わって起こり、10歳前後のスポーツをする男児に多くみられます。
踵をつくと痛むため、踵を浮かせたつま先歩きになります。
【ポイント】
骨端症は部位と名前の組合せが頻出です。
第2中足骨頭はフライバーグ病、足舟状骨はケーラー病、踵骨はセーバー病、脛骨粗面はオスグッド・シュラッター病と覚えましょう。