正答4
解説
正解は4です。
肋骨疲労骨折は、筋の繰り返す牽引や体幹のひねりによって起こり、スポーツの種類によって好発部位が異なります。
ゴルフの右スイング(右打ち)では、目標側である左側の体幹に繰り返し負荷がかかります。
【選択肢別解説】
1:× 右第1・2肋骨の斜角筋付着部は、ゴルフの右スイングの好発部位ではありません。
第1肋骨の疲労骨折は、斜角筋などの牽引により、野球の投球動作や重量挙げなどで起こるものとして知られています。
2:× 右第7・8肋骨結節部は、ゴルフの右スイングの好発部位ではありません。
右打ちでは右側よりも左側の肋骨に負荷が集中します。
3:× 左第3・4肋骨の前鋸筋付着部は、ゴルフの右スイングの好発部位ではありません。
この部位は肋骨の前外側にあたります。
ゴルフによる疲労骨折は、上位肋骨の前外側ではなく、中位肋骨の後方(肋骨角付近)に起こります。
4:○ 左第5・6肋骨角部が、ゴルフの右スイングによる肋骨疲労骨折の好発部位です。
スイングで体幹を強く回旋する動作を繰り返すと、左側の胸郭に前鋸筋などの筋の牽引力やねじれの力が加わり続けます。
その力が、肋骨の後方で弯曲の強い肋骨角付近に集中して骨折が起こると考えられています。
【ポイント】
ゴルフでの肋骨疲労骨折は、スイングの目標側(右打ちなら左)の中位肋骨の後方に好発します。
初心者や練習量を急に増やした人に多い点も覚えておきましょう。