正答1
解説
正解は1です。
アミロイドは線維状の異常タンパク質で、細胞外に沈着して臓器の機能を障害します。
アミロイドの沈着は全身性の場合と、特定の臓器に限られる場合があります。
【選択肢別解説】
1:○ アルツハイマー病では、脳にアミロイドβタンパクが沈着します。
老人斑の主成分であり、脳血管にもアミロイドが沈着することがあります。
2:× 結節性多発動脈炎は中小動脈のフィブリノイド壊死を特徴とする血管炎です。
アミロイドの沈着は特徴ではありません。
3:× 細動脈硬化症では細動脈の壁に硝子様物質が沈着します。
これは硝子化であり、アミロイドの沈着ではありません。
4:× フォン・ギルケ病は糖原病I型で、肝臓や腎臓にグリコーゲンが蓄積します。
アミロイドではなくグリコーゲンの蓄積症です。
【ポイント】
アミロイドはコンゴーレッド染色で橙赤色に染まり、偏光顕微鏡で緑色の複屈折を示します。
長期透析患者でβ2ミクログロブリンが沈着する透析アミロイドーシスも頻出です。