正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
塞栓は、血管内を流れてきた物質が血管を詰まらせる状態です。
塞栓となる物質の種類と、その発生原因の組合せを確認します。
【選択肢別解説】
1:× 骨髄塞栓と心臓マッサージの組合せは正しいです。
胸骨圧迫で肋骨や胸骨が骨折すると、骨髄組織が静脈に入り肺で塞栓となります。
2:× 空気塞栓と潜函病の組合せは正しいです。
高圧下から急に減圧すると、血液中に溶けていた窒素が気泡となり血管を詰まらせます。
3:× 脂肪塞栓と外傷の組合せは正しいです。
長管骨骨折などで骨髄の脂肪滴が血中に入り、肺や脳で塞栓を起こします。
4:○ 腫瘍塞栓と白血病の組合せは誤りです。
腫瘍塞栓は固形の悪性腫瘍の細胞塊が血管内に入って起こり、腫瘍細胞が血中に分散する白血病は典型ではありません。
【ポイント】
脂肪塞栓は骨折後1〜3日ごろに、呼吸困難・意識障害・点状出血で発症します。
柔道整復師にとっては骨折後の脂肪塞栓症候群が特に重要です。