正答2
解説
正解は2です。
後天性免疫不全症候群(AIDS)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によって免疫が低下した状態です。
HIVはCD4陽性T細胞に感染して破壊し、細胞性免疫を低下させます。
【選択肢別解説】
1:× HIV感染後、数日でAIDSを発症するのではありません。
急性感染期の後、症状のない時期が数年から10年ほど続いてから発症します。
2:○ AIDSが進行すると日和見感染症を合併します。
ニューモシスチス肺炎、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症などが代表です。
3:× 著しく減少するのはCD8陽性ではなく、CD4陽性T細胞です。
CD4陽性T細胞数は病期の判断や治療開始の目安になります。
4:× 母子間感染は起こります。
胎盤を通じた感染、出産時の感染、母乳による感染の経路があります。
【ポイント】
HIVの感染経路は、性的接触、血液、母子感染の3つです。
抗HIV薬を組み合わせる治療により、発症を長期間抑えられるようになっています。