正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
熱傷の重症度は、損傷の深さ(深達度)と面積で評価します。
【選択肢別解説】
1:× 低温熱傷が難治性であるのは正しい記述です。
湯たんぽなどの低い温度に長時間接することで、見た目より深い部分まで損傷が及ぶためです。
2:× 成人の熱傷面積の概算に「9の法則」を用いるのは正しい記述です。
頭部、上肢、体幹の前後、下肢などを9%単位で数えます。
3:○ Ⅰ〜Ⅲ度の分類は面積ではなく深さによる分類です。
Ⅰ度は表皮、Ⅱ度は真皮、Ⅲ度は皮膚の全層に及ぶ損傷です。
4:× 広範囲熱傷患者のストレス潰瘍をカーリング潰瘍というのは正しい記述です。
熱傷による強いストレスで胃や十二指腸に潰瘍ができます。
【ポイント】
Ⅱ度は浅達性と深達性に分けられ、浅達性は強い痛みと水疱、Ⅲ度は痛みがなく白色や黒色になります。
小児では頭部の割合が大きいため「5の法則」を用います。