正答2
解説
正解は2です。
原発性骨粗鬆症は、骨量が減り骨の微細構造が劣化して、骨折しやすくなった状態です。
閉経後の女性や高齢者に多く、ほかの病気や薬剤が原因でないものをいいます。
【選択肢別解説】
1:× 石灰化の障害で骨が弱くなるのは骨粗鬆症ではなく骨軟化症です。
骨粗鬆症では骨の石灰化は正常で、骨の量そのものが減ります。
2:○ やせは原発性骨粗鬆症の危険因子の一つです。
体重が少ないと骨にかかる負荷が小さく、エストロゲンの産生も少ないため骨量が減りやすくなります。
3:× 原発性骨粗鬆症は若年者にもみられます。
特発性若年性骨粗鬆症や妊娠後骨粗鬆症など、若い年齢で起こる原発性のものもあります。
4:× 原発性骨粗鬆症では血清カルシウムは低値ではなく、通常は正常です。
血清カルシウムやリンが異常であれば、骨軟化症や副甲状腺機能亢進症などを疑います。
【ポイント】
骨粗鬆症による骨折の好発部位は、脊椎椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部です。
危険因子には、高齢、女性、閉経、やせ、喫煙、過度の飲酒、ステロイドの使用などがあります。