正答1
解説
正解は1です。
腫瘍の発生には、遺伝的素因、化学物質、放射線、生活習慣などが関わります。
腫瘍と原因の正しい対応を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 神経線維腫症(1型)は、NF1遺伝子の異常による常染色体優性遺伝の疾患です。
多発する神経線維腫やカフェオレ斑がみられ、遺伝が原因です。
2:× トロトラストはかつて使われた放射性の造影剤です。
肝臓に沈着して、腎癌ではなく肝血管肉腫や胆管癌などの肝臓の腫瘍を起こします。
3:× 大腸癌の危険因子は、低栄養ではなく高脂肪・低繊維の食事などの欧米型の食生活です。
肥満や飲酒も危険因子です。
4:× 化学染料に含まれる芳香族アミンは膀胱癌の原因です。
前立腺癌の主な危険因子は加齢や男性ホルモンです。
【ポイント】
職業癌では、芳香族アミンと膀胱癌、石綿(アスベスト)と中皮腫、塩化ビニルと肝血管肉腫の組合せが頻出です。