正答2
解説
正解は2です。
身体所見は特定の疾患を推測する手がかりになります。
所見と疾患の正しい対応を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 仮面様顔貌は、表情が乏しく顔の動きが少ない状態です。
鉄欠乏性貧血ではなく、パーキンソン病でみられます。
2:○ くも状血管腫は、中心の赤い点から細い血管がくもの足のように広がる皮膚所見です。
肝硬変でエストロゲンの分解が低下するため、上半身に現れます。
3:× スプーン状爪(さじ状爪)は、爪の中央がへこみ反り返る状態です。
クッシング症候群ではなく、鉄欠乏性貧血でみられます。
4:× 赤色皮膚線条は、腹部や大腿の皮膚にできる赤紫色の線状の所見です。
パーキンソン病ではなく、クッシング症候群でみられます。
【ポイント】
肝硬変の皮膚所見には、くも状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房、腹壁静脈怒張があります。
組合せ問題では、他の選択肢の所見と疾患が入れ替わっていることが多い点に注意します。