正答2
解説
正解は2です。
外科的感染症は、傷の状態や汚染の程度、免疫の状態によって起こりやすさが変わります。
傷の性質と感染予防の考え方を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× ガス壊疽は、クロストリジウム属などが筋肉を急速に壊死させる重症感染症です。
痛みを伴わないのではなく、激しい痛みと皮下の握雪感が特徴です。
2:○ 挫滅創は組織が押しつぶされ、血流の悪い組織や壊死組織が多く残ります。
細菌が増えやすいため、鋭い刃物による切創に比べて感染しやすいです。
3:× 抗菌薬を全身に投与しても、感染を完全には防げません。
壊死組織や異物を取り除くデブリードマンと十分な洗浄が感染予防の基本です。
4:× 破傷風トキソイドの効果は年月とともに低下します。
接種歴があっても追加接種をしていなければ、破傷風にかかることがあります。
【ポイント】
汚染創の処置は「洗浄・デブリードマン・必要に応じて抗菌薬と破傷風予防」と覚えます。
土で汚れた傷は破傷風の危険が高いので特に注意します。