正答4
解説
正解は4です。
新鮮凍結血漿(FFP)は、血漿中の凝固因子を補充するための血液製剤です。
凝固因子が不足して出血しやすい状態が適応となります。
【選択肢別解説】
1:× 失血で不足するのは主に赤血球と循環血液量です。
赤血球液の輸血と輸液で対応し、新鮮凍結血漿は循環血液量を補う目的では使いません。
2:× 肺水腫は肺に水分がたまった状態です。
新鮮凍結血漿を入れると循環血液量が増えて悪化するおそれがあり、適応ではありません。
3:× 低栄養は食事や栄養剤で改善します。
新鮮凍結血漿を栄養補給の目的で使うことはありません。
4:○ 肝臓は多くの凝固因子を作っています。
肝不全で凝固因子が不足し出血傾向があるとき、新鮮凍結血漿で補充します。
【ポイント】
血液製剤は、赤血球液が貧血、血小板濃厚液が血小板減少、新鮮凍結血漿が凝固因子の不足に使うと区別します。
新鮮凍結血漿の適応には、肝障害や播種性血管内凝固(DIC)があります。