正答4
解説
正解は4です。
この問題は前十字靱帯(ACL)損傷患者の訴えでないものを選ぶので、○ が答え(訴えでないもの)です。
ACL損傷では、脛骨の前方への不安定性によって膝くずれ(ギビングウェイ)が生じます。
【選択肢別解説】
1:× 「膝がガクッとなる感じ」はACL損傷患者の訴えです。
方向転換や着地の際に脛骨が前方へずれ、膝が急に崩れる膝くずれを表しています。
2:× 「膝がはずれる感じ」はACL損傷患者の訴えです。
脛骨が大腿骨に対して前方へ亜脱臼する感覚を表しています。
3:× 「膝の力が入らない感じ」はACL損傷患者の訴えです。
不安定性のために膝を支えきれない感覚で、膝くずれの訴えの一つです。
4:○ 「膝が引っかかる感じ」はACL損傷の典型的な訴えではありません。
引っかかり感(キャッチング)や、膝が急に動かなくなるロッキングは、半月板損傷の典型的な訴えです。
損傷した半月板が関節の間に挟まることで生じます。
【ポイント】
「ガクッとくずれる」は靱帯損傷による不安定性、「引っかかる・動かなくなる」は半月板損傷と、訴えの言葉で区別します。