正答2
解説
正解は2です。
外傷性脱臼は、外力によって関節を構成する骨の関節面が正常な位置関係を失った状態です。
多くの場合、骨頭が関節包を破って外へ出るため、関節包の断裂を伴います。
【選択肢別解説】
1:× 非感染性の炎症は外傷性脱臼の発生要因ではありません。
関節の炎症が関節の破壊や弛緩をもたらして起こる脱臼は、外傷性ではなく病的脱臼に分類されます。
2:○ 関節包の断裂は外傷性脱臼の発生要因として正しいです。
外力で骨頭が関節包を破って関節外へ逸脱するため、外傷性脱臼の多くは関節包の断裂を伴います。
3:× 弛緩性の麻痺による脱臼は外傷性ではなく、麻痺性脱臼(病的脱臼)です。
関節を支える筋が麻痺して働かなくなり、関節が緩んで起こります。
4:× 関節面の破壊による脱臼は外傷性ではなく、破壊性脱臼(病的脱臼)です。
感染や神経病性関節症(シャルコー関節)などで関節面が壊れて起こります。
【ポイント】
病的脱臼は、麻痺性脱臼・拡張性脱臼・破壊性脱臼に分けられます。
顎関節脱臼は、関節包が破れずに起こる関節包内脱臼の代表的な例外です。