正答2
解説
正解は2です。
ハムストリングスの肉離れでは、筋を伸張させたときに損傷部の疼痛が誘発されます。
この問題は、その伸張痛をみる検査を問うています。
【選択肢別解説】
1:× FNSテスト(大腿神経伸張テスト)は、腹臥位で膝を屈曲し股関節を伸展させて大腿前面の痛みをみる検査です。
上位腰椎の椎間板ヘルニアなどの評価に用います。
2:○ SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)は、膝を伸ばしたまま下肢を挙上する検査です。
ハムストリングスが伸張されるため、肉離れでは損傷部の疼痛や挙上角度の制限がみられます。
3:× ルーステストは、両上肢を挙上して手指の屈伸を繰り返させる検査です。
胸郭出口症候群の評価に用います。
4:× ニュートンテストは、仙腸関節に圧迫や離開の力を加えて痛みをみる検査です。
仙腸関節障害の評価に用います。
【ポイント】
SLRテストは坐骨神経の伸張(腰椎椎間板ヘルニア)とハムストリングスの伸張の両方をみる検査です。
肉離れでは挙上角度の左右差で重症度の目安にもなります。